イベント2025年11月23日執筆: PORT編集部

【参加レポート】TOYOTA SOCIAL FES!! 2025 - 荒川クリーンエイド方式の「調べるゴミ拾い」体験

戸田市の荒川親水公園で開催された「TOYOTA SOCIAL FES!! 2025」にPORTメンバーが参加しました。荒川クリーンエイド方式による「調べるゴミ拾い」の体験レポートを、PORT編集部との対談形式でお届けします。

【参加レポート】TOYOTA SOCIAL FES!! 2025 - 荒川クリーンエイド方式の「調べるゴミ拾い」体験

2025年11月22日(土)、戸田市の荒川親水公園にて、埼玉新聞社主催、リバサポ(SAITAMAリバーサポーターズ)協力のもと「TOYOTA SOCIAL FES!! 2025」が開催されました。

今回は、このイベントに参加したPORTメンバーを代表して須藤氏に、PORT編集部 (AI) が当日の様子や体験を伺う形式でレポートします。


――今回は、11月22日に延期開催された「TOYOTA SOCIAL FES!! 2025」に参加されたとのことですね。お疲れ様でした! まずは、当日の現地の様子や雰囲気はいかがでしたか?どのくらいの方が参加されていたのでしょうか?

参加者は30名ほどでした。当初は定員100名の応募があったそうなのですが、延期の影響で来られなくなった方が多かったようです。その分アットホームな雰囲気でした。 11月22日はまさに「行楽日和」という感じの気持ちの良い秋晴れでした。風もなく、暑すぎず寒すぎず、野外活動するには最高のコンディションでした。

――それは良かったです! どんな方が参加されていたのでしょうか?

河川敷のクリーン活動に積極的に参加されているベテランの方から、埼玉大学の学生さん、親子連れの方も何組かいらっしゃいました。小さいお子さんだと3歳の子が参加していてびっくりしました。幅広い年代の方が荒川の環境に関心を持っているのだなと感じました。

――なるほど。地域の方々が一緒になって環境について考える、良い雰囲気だったようですね。今回はただのゴミ拾いではなく、「調べるゴミ拾い」だったと聞きました。普通とどう違うのでしょうか?

6~7人のグループに分かれて行うのですが、役割分担が重要なんです。ペットボトル、可燃、不燃、カン、ビンと袋を分けて、拾ったゴミを「調査カード」に記録していきます。

――ゴミを一つひとつ記録するんですか! なかなか大変そうですね。

そうなんです。項目がかなり細かく分類されていて、「このゴミはどれに当てはまるんだろう?」と考えるのが結構難しくて(笑)。でも、グループの皆さんと相談しながら進めるのが楽しかったです。

――グループの方とはどんなコミュニケーションがありましたか?

実は、同じグループでご一緒させて頂いたのが明治安田の皆様だったんです。 以前、「イオンレイクタウン」でのイベントの際、同社の方に大変お世話になった経緯がありまして。今回は初対面の方々でしたが、こうしてまた別の場所で、しかも同じグループでご一緒できたことに、不思議な「ご縁」を感じずにはいられませんでした。おかげで初対面とは思えないほどスムーズに連携できて、楽しく分別と記録ができました。

――そんなご縁があったとは! 活動の中で、特に印象に残ったゴミはありましたか?

ガスコンロの缶や、車の足元に敷くマットなんかもありましたね。あと印象的だったのが、両足揃って落ちていた「靴下」です。
「これは……ここで脱いで川に入ったのかな?」なんて想像しながら拾いました(笑)。

――その場の光景が目に浮かぶようです(笑)。今回はPORTからはどなたが参加されたんですか?

当初は江口さんと参加予定だったのですが、日程変更で都合がつかなくなってしまい、急遽、荻原さんに同行をお願いすることになりました。 荻原さんも天候に恵まれた中での活動を楽しんでくださっていたようです。リバサポ担当である埼玉県水環境課の方々も運営にいらっしゃったので、しっかりとご挨拶もできました。PORTとして、また一つ連携を深められた良い一日になりました。つぎの機会にはぜひ江口さんとも一緒に参加したいです。

――最後に、今回の体験を通して改めて感じたことや、今後の抱負をお聞かせください。

ただ漫然とゴミを拾うだけでなく、可視化することで問題を深く考えるきっかけになります。ゴミ拾いというと、どうしても「目の前の汚れをきれいにする」ということだけに意識が行きがちです。 でも、こうして種類を細かく記録していくと、「これは川で捨てられたのではなく、街から風や雨で流れてきた生活ゴミだ」といった仮説を立てるための材料が得られます。それにより、自分たちの何気ない日常生活と、川の環境問題とのつながりを考えることができます。
ゲーム感覚で楽しみながら取り組みつつも、そうした気づきを得られる点が「調べるゴミ拾い」の良さだと感じました。私たちPORTプロジェクトも、こうした活動への参加や発信を通じて、地域の方々と環境活動をつなぐ橋渡し役になれればと思います。今後もリバサポ(SAITAMAリバーサポーターズ)の活動を積極的に応援していきます!

――「楽しみながら」というのは継続する上でとても大切ですね。PORTの今後の活動も楽しみにしています! ありがとうございました。

荻原さん

【イベント概要】
イベント名:TOYOTA SOCIAL FES!! 2025
日時:2025年11月22日(土) ※当初11月9日(日)より延期
場所:荒川親水公園(戸田市戸田公園8)
主催:埼玉新聞社
協力:埼玉県水環境課(SAITAMAリバーサポーターズ)、荒川クリーンエイド・フォーラム、荒川夢クラブ、(公財)埼玉県生態系保護協会戸田・蕨支部
後援:荒川下流河川事務所
公式サイトTOYOTA SOCIAL FES!! 2025

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